国立科学博物館で開催されている「古代アンデス文明展」に行ってきました。行ったのは、2017年11月だったと思います。「古代アンデス文明展」に行った後、上野公園には国立西洋美術館、東京都立美術館、東京国立博物館と行っているのですが、いつの間にか「美少女のミイラ」の看板に変わっている気がします。「美少女のミイラ」の反響が大きかったのですかね。
展示構成
- 第1章:アンデスの神殿と宗教の始まり
- 第2章:複雑な社会の始まり
- 第3章:さまざまな地方文化の始まり
- 第4章:地域を超えた政治システムの始まり
- 第5章:最後の帝国 - チムー王国とインカ帝国
- 第6章:身体から見たアンデス文明
- シアター:アンデス文明の世界遺産絶景の旅
会場内
国立科学博物館の「友の会」に入っているので、特別展は各1回無料で入れます。特別展チケット売り場ではなく通常展示の入口付近のカウンターで特別展のチケットを貰います。それをもって特別展の入口へ行きました。ほとんど並んでいませんでした。いつも通り音声ガイドを借りて、中へ入っていきます。
「古代アンデス文明展」が始まって間もないころに行ったこともあってか、会場内もそれほど混雑していませんでした。先日来場者数15万人突破との報道を耳にしましたのでたまたま空いている日に来場できたのだと思います。
文字なんだか絵なんだか、イラストチックな感じがします。
壺の淵に装飾を施すのは万国共通なのでしょうか。火焔式縄文土器とか。装飾の色がきれいに残っているのが印象的です。保存状態がたまたま良かったのか。アンデスの気候のおかげなのか。ほどこされている具材が優れているのか。
また、「金(Gold)」を使った装飾品も多数出品されており、印象的でした。女性の方が立ち止まって見ておられましたね。
「金」の装飾はとても難しいと思うので薄板をつかった工芸品があるということだけでも当時のアンデス文明が高い技術を持っていたことを証明していると思います。その場ではスルーしてしまったのですが、そもそもアンデス地方で金が取れるでしたっけ?金の鋳造もやっていた?・・・もう1回観に行こうかな。。
ミイラさんは撮影しませんでした。(撮影不可だったかもしれません。忘れてしまいました。撮影できたとしてもしていないと思います。)
最後に気に入った彫刻の写真を。当時の風俗をあらわす文化的な価値もあるのでしょうが、それよりも何となくコミカルな愛らしい感じが気に入りました。
ではでは。