国立科学博物館で開催されている企画展「南方熊楠展-100年早かった智の人-」のギャラリートークに行ってきました。「南方熊楠展」は企画展なので無料です(科博の入館料は必要です)
展示構成
- 第1章:熊楠の智の生涯
- 第2章:一切智を求めて
- 第3章:智の広がり
- 第4章:智の集積
- 第5章:智の展開
- 第6章:智の構造を知る
南方熊楠の人生が時系列で述べられた後、なされた仕事と思考方法についての展示と続いており、スタンダートな構成かと思います。思考方法ってのは、珍しいかな。
また、出入り口付近で係員さんに声をかけるとパンフレットが貰えるので、興味のある方はぜひ貰っておくと良いです。
予習のお時間
ギャラリートークが始まるかなり前に到着したので(夕方16時くらい)、まずは自分で一通り見ることにしました。レイアウトなどはこの部屋で開催される企画展ととあまりかわらずといったところです。ただ、上の写真を見てもらえばわかるかと思いますが人は多かったです。この後にトークがあることを考えてもいつもの企画展より人が多かったと思います。
いい意味でちょっと企画展とは思えないような展示物もあり興味深く観ることができました。あっという間にギャラリートークの時間直前になったので、急いでトイレに行きました(笑)
この予習時間のおかげで、この後トークに参加したときに内容に集中できました。
下の写真は1926年に摂政官(後の昭和天皇)に献上した標本に添付した図譜
ギャラリートーク
#国立科学博物館 の南方熊楠につてのトーク始まったけど人多い。声が聞こえない。 pic.twitter.com/AsOfzbsEnz
— mypokets (@mypokets) 2018年1月26日
ツイッターでもつぶやいたとおり、びっくりするほど人が集まっていました。最初後ろのほうにいたのですが、あまり聞こえてこなかったので、かなり前のほうまでポジションチェンジしました。
30分で語るには展示内容も解説の方の思いも多すぎなので、かなり端折ったものになると事前に話しておられました。まぁ、そうでしょうね。1つの章で何時間も話せる内容を含んでいる展示でしょうから。
事前に予習をしていたので、すんなりと内容が入ってきました。折々に出てくる裏話や、展示はされていない背景などもとても面白かったです。
ちなみに解説の方はどちらかというと文系よりの研究者で「第6章 智の構造を知る」押しだとのことです。
そのときは思わなかったのですが、今見ると、いわゆる「マインドマップ」ですね。(それにしても字が読めない。研究者は苦労が絶えないでしょう・・・)
ではでは